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江戸の昔、旅人や荷物を運ぶ駕篭屋『雲助』が好んで食べただんごの味を、今に蘇らせたのが「雲助だんご」。 その「雲助だんご」が誕生したのは、つい2年前。それが今では、箱根の名物みやげとして一、二を競う勢いだ。その急成長の秘密を、常務取締役の野田秀次さんが明かす。 「実は、雲助だんごは30年前に、卸しで始めました。工場からお店へとなると、日持ち重視のために、どうしても味が落ちます。経営理念の“お客様においしいものを”を実現するにはやはり、蒸して、搗いた出来たてを食べていただくのが一番。その場で食べておいしいからお土産にしたい。そんな店舗展開を前提に、研究を重ねました」 大きさは女性が食べやすい一口サイズに、餅は新潟産のコシヒカリ、あんは北海道産小豆100%と材料も厳選し、独自の味を開発。 「もちろん、その技術には定評のある飯田製作所の自動団子製造機の導入は想定の上でした。お店に置けるコンパクトな設計で、毎時1,500本と量産もでき、成形にはまったく“ぶれ”がありませんから。製造機はお客様が見える所に置いてあり、串に刺されただんごがころころ出てくる様子を興味深げにご覧になっている方も多いですね(笑)」 現在、箱根町本店を含め、元箱根、強羅と、「雲助だんご」は早くも3店舗に拡がっている。
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![]() ![]() 日本を代表する観光地の箱根は、年間を通して国内外からの観光客が絶えない。それだけに「たとえ原価は高くても、自信を持って“おいしいもの”を売りたい」と常務取締役の野田秀次さん。材料にこだわり、出来たて販売を徹底されているのもそのためだ。さらに「お休み処として、ゆっくり食べていただきたい」と、今後は広い駐車場つきの店舗展開を予定している。
神奈川県足柄下郡箱根町箱根81 ![]() |